Dream 13 (minus even) by Max Richter

こんにちわ~ 谷崎テトラです。
すこしづつ、あたたかな春の気配。
夢のなかで、まどろんでいたい気分です。
今日はそんな夢の中の情景を描いた作品を紹介しましょう。

マックス・リヒターの「Dream 13」のPVは8mmフィルムで撮影されたようなノスタルジックな映像にさざなみのように繰り返されるピアノと
弦楽器によるやさしい響きで、夢の世界、意識の深部へといざないます。

古い記憶、たとえば子どものころに水辺で遊んだ風景や、
大きな川を越えてとなりの町まで遊びにいった思い出、
だれもがミズベにはそんな思い出があるのではないでしょうか。

マックス・リヒターは1966年、ドイツ生まれ。
エジンバラ大学と英国王立音楽院、そしてフィレンツェのルチアーノ・ベリオの下で作曲とピアノを学びました。
現在はロンドンを拠点に活動しています。
今年リリースのウェイン・マクレガー振付による新作バレエ音楽も注目されています。

昨年リリースされたこの曲は「眠り」をテーマにつくられたコンセプチュアルな作品『SLEEP』のひとつで、
全体で8時間におよぶ「睡眠」のための音楽です。
ネット配信のみのリリースで8時間の夢の世界へ誘います。

昨年3月にベルリンのテクノクラブ『Tresor』でおこなわれたマックス・リヒターのライブでは、
400台以上のベッドが用意され、
深夜0時から翌朝8時までの8時間、参加者は、眠りながらライヴを体験したそうです。

イーノからはじまり、チルアウトを経由したアンビエントの最新潮流は、
身体を緩め、こころを完全に鎮静化させる、睡眠音楽へと至っているのですね。
「意識」と「無意識」との間で体験する音楽。
睡眠導入剤のかわりにぜひ服用ください。

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キュレーター

1964年生まれ。放送作家、音楽プロデユーサー、ワールドシフトネットワークジャパン代表理事。環境・平和・社会貢献・フェアトレードなどをテーマにしたTV、ラジオ番組、出版を企画・構成。また世界の聖地を訪れ、現地録音した様々なサウンドスケープをもとにシャーマニカ、アンビエント・チルアウト系のトラックメイク、DJをおこなう。S.T.K、VOID OV VOID、PREM、PBCなど複数のユニットでライブもおこなう。彼方音像主催。

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